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旅ときどき山

チベット3日目 ~巡礼路とノルブリンカ~

 チベットの朝は遅い。時差が調整されていないのもあるのでしょうか。朝日が出るのは、9時前後。太陽が出てきた途端にビームばりの紫外線を受けます。サングラス、帽子必須。でも、気温は低いので上着も必須。場所によっては暑いので脱ぎ着出来るものがいいです。ちなみに乾燥しているため、汗はかきにくいです。

 

今日は最初に、「サンゲ・ドゥング」という庶民の為の巡礼路へ。道行く人、マニ車を回しながら巡礼しています。

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熱心にお祈りする方が多く、チベット仏教を身近に感じた瞬間でもありました。また、チベット族は比較的人懐こいのか、神様の名前について教えてくださった方もいました。なんて親切。巡礼されていた方も目が合った時に微笑むと、微笑み返してくれました。なんか素敵。

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 巡礼路の後は、ダライ・ラマの夏の離宮「ノルブリンカ」へ。とても広く、整えられた場所です。チベット族って、本当に色の使い方がうまいなと感心します。明るい色から薄い色まで、装飾も細かく、とてもセンスを感じます。

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 夕方以降は暇だったので、街並みを散策しながらライトアップされたポタラ宮に向かう。道中、素敵なデザインのストールを見つけ、何枚か衝動買い。基本ガイドが付いていなければ自由行動はできないため、日本人が訪れるのは珍しいようで。ちょっとだけ値切って2枚100元でストールをゲット。お店によって質もさまざま。手触りで見極めが大切です。

 

 夜のポタラ宮は、神聖な感じがしました。ここだけ空気が違う、みたいな。後から聞いた話ですが、ポタラ宮近くに大きな池があり、ここに鏡画のように映った光景もとても美しいそうです。

 

 その後は調子に乗ってバーへ。何気にお洒落なお店がちょいちょいあります。お客さんも日本人が珍しいようで色々と話しかけてきました。(中国人しかいないので)

 でも、小心者なのでビール1本だけ飲んで退散。こうして3日目が終了。